(この記事は、noteに書いたものを再掲しています)
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ライター4年目の秋。
しばらくライターもブログもセーブせざるを得ない出来事が起こります。
それは・・・子供の不登校。
私も反省点がいっぱいあり過ぎて、「あのときこうしていれば」という自己嫌悪に陥ることが、今でも多々あります。
不登校になったことが子供としっかり向き合うきっかけに
学校が辛いということは、年度が変わって学校内の環境や子供の立場が変わったころから薄々わかっていました。
薄々わかっていながら、私は子供が不登校になるまで、いろんなことを我慢させていたんです。
結局1年半ほど不登校でした。
その間は本当にいろんなことがあって。
このままずっと不幸なのかと、どん底からはい上がれないときもありました。でも。
不登校になって1年が過ぎたころから、どこか吹っ切れたというか。
少しずつ考え方も前向きになっていきました。
負の感情がいっぱいの環境を変えたい一心だったことと、上の子の都合もあって、遠く離れたところに引っ越しを決意します。
ライターだけでなく編集と校閲も始める
子供の不登校から1年が過ぎて、なにかが吹っ切れたころ。
私自身の心にも少しずつ余裕ができてきました。
そこでブログも少しずつまた執筆するようになり、「またライターのお仕事を始めよう」と思って、自ら探して、応募します。
ライターとしてはブランクがあることも伝えて、テストを受けて、無事合格をいただき、新しい仕事が始まりました。
きちんとしたマニュアル、きちんとしたフィードバック。
当然のことのようで、今まで仕事をしてきたところにはここまでの丁寧さがなかったことに気づきました。
執筆する側も、誤字脱字はもちろん、表現に気をつけて書くことが基本だと思っています。
何度も何度も見直して訂正して、1記事仕上げるのに時間がかかってしまうことに、「やっぱり自分は能力がないのかな」と思っていた時期もありました。
でも実はそれが編集や校閲も同時にやっていたということに、このとき気づいて。
それからライターだけでなく、編集と校閲の仕事もしてみたいなと思うようになっていきました。
ちょうど同じクライアントで編集と校閲も募集していたので、私は思い切って「ライターと同時にやりたい」ということを伝えました。
テストを受けてみて、今まで普通にやっていたことだったので全く難しくなくて・・・でも自信はなかったけど。
結果はトップの成績だったと担当者から聞いたとき、ものすごくうれしかったのを覚えています。
自分はもっと自信を持っていいんだって。
それからはライティングから編集、校閲までを一手に引き受けることになりました。
報酬は細かくは言えませんが、ライティングのみだったときは4桁だったのが、ワンストップで引き
受けるようになってからは5桁、としておきます。
(これも人によっては安いと感じるかもしれません)
私はライティングから校閲まで請け負う方がやりやすかったですが、これは責任も違うし、人によって得意不得意もあると思います。
現在は直接委託のライターをちびちびと
しばらく続けていましたが、あることがきっかけで「あれ?なんかおかしいぞ」と思うようになり・・・結果的には辞めました。
ここはお話することはできません。すみません。
現在は不定期で、Web制作会社からライティングを請け負っています。
あとは運営しているブログから直々にお話が来たりするので、ちびちびと、負担にならないようにライターを続けている、というのが現状です。
恥を捨てて言うと、今の稼ぎなんて微々たるもの。
パートに出た方が稼げる金額程度です。
でも、やっぱり「家事と子育てに影響のある働き方はしない」という夫の要望を守りながら続けるというのは、これが限界なのかなという気もします。
本当はやりたいことがいっぱいある。
でも限られた時間ではどうしても限界があるなぁと、かなり思っています。
やりたいことがたくさんあるのに、やればきちんと形になって返ってくることもわかっているのに、できないもどかしさ。
今はこのもどかしさの中で日々できることをしています。
在宅ワークはラクじゃないし大変な面も多い
「時間を作るか作らないかはやる気や気持ちしだい」という方も中にはいますが、
”家事と子育てを怠らずに仕事もやりたいこともバリバリやる”のは、並大抵の気力や体力、精神力がないとできないことだと、私は思います。
すべてをムリして頑張れば、いつかしわ寄せが来る。
だから私は、子供が毎日楽しく過ごせることを第一にしながら、できる範囲内でこれからもがんばっていくつもりです。
いろいろあったから。
〜
最初の方でもお伝えしましたが、今在宅ワークがまた注目されていて、ライターのお仕事も増えています。
たしかに家でできるし、自分の好きな時間に仕事ができる。
でもだからといって、適当にやっても良いというわけではありません。
当然ですが。
(誰でもできるとか、ラクして稼げるとか・・・ピンチのときほどすがりたくなるけど、絶対にやめた方がいいです)
ただひとつ言えるのは、ライターは片手間でできるようなラクな仕事ではないし、ラクして稼げる仕事なんてないということです。
誰かの役に立つのかわからないけど、在宅ワークがまた注目されている今だからこそ、あえて経験談を書きました。
これからライターになろうと思っている人、副業としてライターを始めようと思っている人の参考になっていれば幸いです。
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