新学期の始まり。辛いことや我慢して苦しむことのない一年にする~信頼関係の大切さ

新学期が始まりました。
見たいテレビのために早起きすると春休みに入ってから言っていた息子は、しばらく早起きできませんでした。

「あー今日も起きられなかった、起こしてよ!」
「起こしたよ?でも起きなかったよ?」
という会話が毎日の定番。

ところが始業式の前日、とうとう起きられました。
始業式が近づくにつれ、息子の葛藤する様子が見受けられました。
「うーん、どうしようかな」
私はそれを見守っていました。

校外学習を提案してくれた先生。これがひとつのきっかけになる

始業式当日。
息子は自分で目覚ましをかけ、自分で起きてきました。
いつも通り朝ご飯を食べながら、さりげなく「今日はどうする?」と聞きました。

すると「あー入学式だけ行こうかな」と。えっ?
私はとっさに「え!ママ入学式に着ていく服がないよー」と言ってしまって。
「あ、そうかぁ、じゃあやめようかな」と。
私は息子の行こうとする気持ちより、自分の都合を第一に考えてしまいました・・・。

ここで「よし!じゃあママも入学式の服着ていくから行こう!」って言ったら息子は行けたのかもしれない。
わからない。
そのあと「ちょっとだけ行ってみようかな」と言うので時間を決めて行こうとしたけど、それからお腹が痛いと言い出したので結局その日は行きませんでした。

その日先生(前々年度の担任)から電話がきて、こんな提案をしてくれました。
「息子くんは学校へ行くことに対してハードルが高いのかもしれない。学校で色んな辛い思いをして、思い出すのかもしれない。
良かったら、学校以外の場所で・・・青空教室じゃないですけど、クラスの友達と公園に行ってみませんか?」と。

息子に聞いたら、「おー!それは行く確定だね!その時間だけ行こうかな」と即答でした。
あまり多くは話さないけど、去年は相当イヤなことがあったんだろうなぁ。
前よりも行動的で顔も明るくなった気がするのは、息子が行けなくなった大きな原因がなくなったからなのかもしれません。

みんなで公園に行こうという話があってから、息子は「あー楽しみだなぁ!晴れるといいなぁ!」と本当に嬉しそうでした。

久しぶりに心から楽しむ息子を見られてうれしかった

昨日、息子は公園で久しぶりにクラスメイトと先生に会いました。
先生とは春休みに家庭訪問で会っているけど、ちらっとあいさつしただけです。

朝もまた自分で目覚ましをかけて起きてきました。
行くまでずっとソワソワしていたけど、息子の顔はとても明るかった。

友達も先生方も「わぁー久しぶり!」と。
息子は照れくさそうに「やっほー久しぶりー」と小さく手を振っていました。
最初は私から離れなかった息子が、少しずつ離れていって。
そして友達と楽しそうに鬼ごっこをしたり、ボールで遊んだり。

息子が友達と走ったり遊んでいる様子を、久しぶりに遠くから見ました。
なんだかすごく嬉しかったです・・・でもこれが本来の姿なんだろうなと思うと、これまで苦しめられてきたことに対するやり場のない怒りがこみ上げそうになりました。

あっという間に時間が過ぎ、帰り道は仲良しの友達とゲームの話をして盛り上がっていました。
その様子を見て、私も自然と笑顔に。

「また来週、天気がいいときに企画するからね」と先生は息子に言っていました。
すると息子は「うん。その時は行くねー」と。

先生が配慮して機転をきかせてくれたことは、すごく大きいと思います。
また不安が大きい分、私がついていくことが息子にとって安心材料。
逆に言えば、去年はその安心がまったくなかったことの現れでもあって。

まだ不安はある、学校への信頼が全回復したわけでもない。
でも何かあったら助けてくれる人がいるから。
そう思っているのかもしれません。

息子は時間割が書かれた紙や行事予定表を見ながら、「うーん、この日は行けそうかな?」と言うようになりました。
今まで自分の意志をあまり伝えることができなかったのに、少しずつ伝えられるようになったのは、私に対する信頼なんだと思います。
この関係は絶対に崩さないように、見守っていきたいです。

ゆっくりでいい。
息子がとにかくもう傷つかないよう、辛くないように・・・。
のんびり、楽しく。

罪悪感アイキャッチ

「学校を休む」ことの罪悪感。不登校の子供は大人が思う以上に感じている。

2017年12月10日



コメントを残す