LCC(格安航空会社)の中でもよく知られているのはジェットスターやピーチ、バニラエア。
成田空港発着のLCCはほかにも複数の航空会社がありますが、その中のひとつ、Spring Japan(スプリングジャパン・春秋航空日本)を知っていますか?
びっくりするくらい格安の運賃設定で、乗ってみるまではとても不安でしたが、個人的には次回も利用したい!
そこでLCC、スプリングジャパンに実際に乗ってみた感想や、予約する際の注意点などをまとめてみました。
Spring Japan(スプリングジャパン)ってどんな会社?
あまり耳にしたことがない人も多いと思いますが、Spring Japan(春秋航空日本)は中国に本社を置く航空会社、春秋航空などが出資している日本のLCCです。
正式名称は春秋航空日本ですが、Spring Japan(スプリングジャパン)と呼ばれています。
国内線は2019年現在、下記の路線で就航しています。
- 成田ー新千歳(1日2便)
- 成田ー広島(1日1便)
- 成田―佐賀(1日1便)
成田ー新千歳が片道4,990円から乗れる!
日によってはほかのLCCや大手と料金が変わらない場合もありますが、なんと成田ー新千歳が片道4,990円からというかなりの低価格。
セールのときは1,000円台ということもありました。5,000円でもかなり安いと思いますが1,000円台なんてすごいですよね。(セールは不定期です)
★春秋航空日本はこちら
スプリングジャパンの成田ー新千歳便を往復で乗ってみた感想
今回は子供と2人で乗ってきました。
初めて利用する航空会社だったし最初は不安でしたが、すぐにその不安は解消されました。
新千歳ー成田
新千歳空港のチェックインカウンターは、2階の出発口A、ピーチアビエーションの隣にあります。空港の出発口に向かって左側で、左端の方です。
これは全路線共通ですが、チェックインの際は代表者だけでなく同乗者も一緒にカウンターでチェックインする必要があります。
(いない場合は全員そろってから、と言われます。他便も同じです)
チェックインのときに持ち込み手荷物、受託手荷物荷物の重さを一緒に測ります。
重さに関してはどこのLCCもそうですが、厳しめです。
余談ですが、新千歳から乗る際にヘルプマークをつけた息子を見て「なにかお手伝いできることはありますか?」と聞いて下さいました。
「大丈夫です」と伝えましたが、座席番号をメモしていました。
きっと何かあったときのためにチェックしてくれたんでしょうね。
座席のピッチは他社LCCと変わらないかと思います。
大柄な人にはちょっと狭いかも。
座席指定の料金などは下記にある予約方法と注意点に書いています。
成田ー新千歳
スプリングジャパンのチェックインカウンターは第3ターミナルにあります。
第2ターミナルからは子供と歩いて15分~20分くらい。ターミナル間の移動は無料の連絡バスを使うことをおすすめします。
(鉄道でアクセスする場合は第2ターミナルまでしか行けません)
★連絡バスの時間や乗り場はこちら
第3ターミナルはフロアに大きなフードコートがありますが、休日はかなり混雑していて座る場所を探すのにひと苦労です。
早めにチェックインして、フードコートでひと休みするのがいいと思います。(チェックインは出発の120分前から)
スプリングジャパンの予約方法と注意点
スプリングジャパンで予約する際にはいくつか注意点があります。
予約の際は会員登録が必要
航空券を予約するときには会員登録が必要です。
メールアドレスかTwitter、Facebook、Yahoo!のアカウントでも登録ができます。
料金体系は3種類
料金は3種類あって、受託手荷物や変更手数料などがそれぞれ異なります。
スプリングプラス
- 受託手荷物が25㎏まで無料(持ち込み手荷物も含めて25㎏までかつ、持ち込み手荷物は5㎏まで)
- 払戻、取消は出発15日前までなら手数料は運賃の10%、14日前から8日前は50%、7日前以降は払戻できない
- 変更は出発15日前までなら手数料は運賃の5%、14日前から8日前は30%、7日前以降は50%
スプリング
- 受託手荷物15kgまで無料(持ち込み手荷物も含めて15㎏までかつ、持ち込み手荷物は5㎏まで)
- 払戻、取消は出発15日前までなら手数料は運賃の30%、14日前以降は払戻できない
- 変更は出発15日前までなら手数料は運賃の15%、14日前から8日前は50%、7日前以降は変更できない
ラッキースプリング
- 受託手荷物は有料オプション、持ち込み手荷物5㎏まで
- 予約、支払いはインターネットのみ
- 払戻、取消、変更できない
座席指定などオプションと決済手数料などの料金
座席指定や超過手荷物、国内航空傷害保険の各料金です。
<座席指定の料金>
・1列目コンフォートシート 1,000円
・2、3列目レッグシート 800円
・5列目以降スタンダードシート 400円
<超過手荷物>
5㎏ごとに750円かかります。
受託手荷物の超過分は出発12時間前まで1回のみ追加することができます。
予約時にオプションとして追加できるのはもちろん、もし予約時点で荷物の量が決まっていなければ、12時間前までに追加すれば同様に5㎏ごと750円です。
当日空港で超過していた場合、5㎏ごと1,500円と倍になってしまうので、できる限り事前におおよその重さを把握しておいた方がいいでしょう。
<国内航空傷害保険>
万が一事故があったときのための保険。
1人300円かかりますが、はずすこともできます。
<空港施設使用料>
成田空港 大人 390円、子供 190円
※2018年10月28日搭乗分より、新千歳空港でも施設使用料がかかるようになりました。(大人 270円、子供 140円)
<支払い手数料>
クレジットカード、コンビニ決済ともに1人1区間につき600円かかります。
運賃以外に最低でも大人1人1区間につき空港使用料660円、座席指定400円、支払い手数料600円で合計1,660円かかると考えておきましょう。
スプリングジャパンは格安・お手軽な北海道旅行を叶えてくれる!
年末年始などの繁忙期は料金も高くなってしまいますが、安い時期なら成田ー新千歳が片道6千円台(手数料含む)、往復なら12,000円ほどで行けちゃいます。
かなり安い運賃のスプリングジャパンですが、サービスは他社LCCと変わらず、個人的には大満足でした。
中国の航空会社だからと敬遠せず、ぜひ利用してみてくださいね。

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