「当たり前」と「普通」からはずれる勇気~通信制高校を選択した子供




中学3年生の子供はそろそろ志望校を決めるころですね。
どこの高校を受験しようか、夏休み中にオープンスクールや見学に行く人も多いかと思います。

進路の選択はものすごく悩むものですが、親に言われたからなどではなく、自分の意志でどこを受験するか選択してほしいです。後悔しないためにも。

公立・私立の普通科へ行くのが一般的ですが、単位制である通信制高校を受験する子供も増えています。
私の子供も通信制高校で学んでいますが、とても充実した毎日を送っています。



子供が通信制高校を選んだ理由

我が家が住んでいるところでは、公立高校を1校、私立高校を2校まで受験することができます。

地域の一般的な子供は、公立が本命、私立が滑り止めのような感覚
これは私たち親世代が受験のときでも同じでした。

私の子供のように受験勉強のいらない、いわば「誰でも入れる」ような高校を選ぶことは、学校はもちろん、周囲の子供たちや大人、そして世間的に見ても少数派です。

あえて通信制高校を選ぶ子供なんて、今までわが子の代ではいませんでした。

この決断をしたとき周囲から言われたのは、
「公立一応受けて、落ちたら通信制行けば?」とか、「○ランクもあるのに通信制行くなんてもったいないね」ということ。

子供は決して賢くはありませんが、公立で受けられる高校はたくさんありました。

でも普通の高校で、当たり前のように勉強して、当たり前の進路を選択するという考えはありませんでした。

なぜなら子供は、強く叶えたいと思う夢があったからです。
夢を叶えたいのならば、なぜ回り道してから目指さなくてはならないのか。

もちろん周りの子と同じように、普通の高校に行って得られるものもあるかもしれない。
ただ、子供自身がそれを望んでいなかったこと。

将来の希望がはっきりとあるのなら、早いうちから目指したいということ、
そのための勉強に重きを置いて高校生活を送りたい、と。

そういう考えから、出席日数や時間にあまりとらわれない通信制高校を選んだわけです。

高卒だって通信制高校だっていい。自分の選択肢をどれだけ広げられるかが大事。

2017.08.04

「当たり前」に疑問を持つということ

私は子供の将来の希望がはっきりするまで、通信制高校について誤解していました。

今、通信制高校に偏見を持っている人たちと同じように。
どこか通信制高校が公立にも私立にも行けない子たちの最終手段のように思っていたところがありました。

でも自分なりに色々調べているうちに、必ずしもそうじゃない、ということがわかって。
娘のように、あえて選んでいる人もたくさんいるんだってこと。

通信制は最終手段じゃなくて、選択肢の一つなんだってことに気づかされました。

通信制に行く子は世間からはバカにされたり、頭が悪いと思われがちです。

無理もありません。知る機会も無いだろうし、知ろうという気にならなければ、知ることもないのですから。

でも知らないくせに偏った見方をするのは間違っているし、悔しい。
だから知ってほしいです。

「当たり前」の道をたどるのが「当たり前」で、その「当たり前」に何の疑問も持たない。
「普通」の進路を「普通」に進んでいくことが「普通」で、その「普通」に何の疑問も持たない。

今の世の中はそれが「当たり前」。
「当たり前」の道を「普通」に進んで行くのならば、なぜそれが子供にとっていいとされるのか。
ということを考えている親御さんはどのくらいいるでしょう。

なぜ「普通」がいいのか。大人のエゴであることも多い。

「普通」がいい。
これは発達障害を持つ子供が小学校へ進学するときにもやってきます。

「普通学級」か「支援学級」か。
もちろん、どちらが最善かどうかはその子の特性などによって違ってきます。

「普通」学級に入れたいと思う親御さんの気持ちも分からなくはありません。

本当は支援学級の方が合っているのに、世間体を気にして無理に「普通」学級に入れることは子供のためにはならなくて。

子供のためにと思って行動しているようで、実は自分のためだったりすることがある。
自分の都合やプライド、世間体を気にしてしまうことで、子供の成長を阻害してしまうこともあります。

私だってそうです。
あの時は自分本位だったな、とか周りを気にしすぎてしまったな、とか。
反省することはたくさんあるのです。

でもただ一つ言えるのは、「当たり前」や「普通」が必ずしも良い選択ではないということ。

そこから外れることは勇気のいることかもしれないけど、それが子供にとって良い方向へ向くのなら、勇気を振り絞って道から外れてみるのも良いのではないかな?と思っています。

その道が、光へとつながっていることを信じて。



まとめ~レールから外れることを恐れるな

周りに何を言われようと、何を口出しされようと、言わせておけばいい。
我が家は子供たちが二人とも、色んな意味で「当たり前」と「普通」から外れているので、私は周りがとやかく言おうと気にしないようにしています。

私の考え方は間違っているかもしれないけど、これが我が家の生きる道。
自分が大人になるまでたくさん後悔してきたぶん、子供たちには後悔する人生は送ってほしくないから・・・。