冬に北海道旅行をする際は特に、「運休になって飛行機に間に合わない!」なんてことにならないよう、
ほかの交通機関でのアクセス方法もチェックしておきましょう。
札幌駅から新千歳空港まで行くには、いくつかのアクセス方法があります。
JRを利用するのが一般的ではありますが、天候によってはJRが運休してしまうことも少なくありません。
そこで、JRを利用する際のポイントやほかの交通機関でのアクセス方法をご紹介します。
新千歳空港から札幌方面へ向かうときにも応用できます!
札幌市内からJR札幌駅へ行くには地下鉄を利用する
泊まっているホテルなど、出発地が札幌駅周辺ならJRに乗れば新千歳空港まで行けますが、
それ以外の場合は乗り換えする必要があります。
バスという選択肢もありますが、冬だと特に遅れが出てしまうことも。
そのため、天候に左右されない地下鉄が便利です。
また、どの駅に近いかによっても乗り換えに要する時間が変わってくるので、旅行や出張の際のホテル選びは場所も重視しましょう。
例として、各終点からの所要時間をまとめました。
地下鉄の各終点からJR札幌駅までの所要時間
・南北線
真駒内(まこまない)駅から
乗車時間 18分、徒歩7分 =25分
麻生(あさぶ)駅から
乗車時間 10分、徒歩7分 =17分
・東西線
宮の沢駅から(大通駅で南北線に乗り換えが必要)
乗車時間 17分、徒歩10分 =27分
※乗り換えでの待ち時間は含まず。乗り換えに要する徒歩での時間も含む(3~5分くらい)
新さっぽろ駅からの場合は地下鉄に乗らずJR新札幌駅から乗れば、乗り換えなく新千歳空港まで行けます。
※バスセンター前駅ー新さっぽろ駅の間の駅から乗る場合は、札幌駅方面へ行くよりも地下鉄で新さっぽろ駅まで行き、JR新札幌駅から乗る方法が一番乗り換えが少なく済みます。
・東豊線
栄町(さかえまち)駅から
乗車時間 12分、徒歩9分 =21分
福住(ふくずみ)駅から
乗車時間 14分、徒歩9分 =23分
バスセンター前駅から新さっぽろ駅方面を除いて、降車駅はさっぽろ駅です。
地下鉄さっぽろ駅からJR札幌駅までは、ゆっくり歩いて南北線経由なら7分、東豊線経由なら9分くらい。
案外歩く距離があるし、初めての人は迷ってしまう可能性もあります。
休日はなかなかの混み具合なので、特に徒歩で移動するときは迷子にならないよう、子供からは目を離さないでくださいね。
東西線の例を除き、各方面のほかの駅から乗車した場合はその分所要時間も短くなります。
運賃などは札幌市交通局のHPも参考にしてみてください。↓
札幌駅からJRを利用するなら知ってほしいポイント
JR札幌駅から新千歳空港駅を結ぶ列車、快速エアポートはおよそ12分おきに運行しています。乗車時間はおよそ37分。
乗ってしまえばあとは到着を待つのみですが、いくつか知っておいてほしいポイントや注意点があります。
パスモやスイカがあると便利、サピカはJRで使えない
PASMO(パスモ)、Suica(スイカ)など全国で使用できるICカードがあれば、札幌市営地下鉄でも利用できるので便利です。
チャージさえしておけば、いちいち切符を買う手間も省けます。
札幌市民で地下鉄を利用する人に必須なSapica(サピカ)ですが、JRでは使用することができません。
これは意外に知らない人も多いので、利用するときは注意してください。
新千歳空港へ向かう列車は特に混雑するので、座りたいなら早めに並ぶ
快速エアポートは12分おきに運行していますが、新千歳空港へ向かう列車は特に混雑します。
発車時間ギリギリに乗車すると座れないことが多いので、確実に座るには早めに並んでおきましょう。
指定席のUシートを予約しておけば必ず座れる!
並ぶのが面倒だったり難しい場合は、指定席のUシートを予約しておくのがおすすめです。
ただし、運賃とは別に料金がかかります。(えきねっとで予約できます)
休日や平日朝夕の通勤ラッシュの時間帯はかなり混む
平日の通勤ラッシュの時間帯は、札幌行き・新千歳空港駅行きともにかなり混みます。
特に、新千歳空港から乗る場合はギュウギュウ詰めも覚悟で。
お子さま連れの場合は、とくに注意してください。
札幌駅の構内はエレベーターがあまりない
JR札幌駅の改札から乗り場へ行くには、地上へ上がる必要があります。
ところがエレベーターが少ないため、多くはエスカレーターまたは階段を使います。
エスカレーターもそこまで多くありませんので、ご注意ください。
急ぎであれば階段がいちばん早いですが、大きな荷物やお子さま連れの方にはかなり大変かと思います。(札幌駅構内の地図はこちら)
JR以外のアクセス方法。MKタクシーが便利
大雪など、悪天候のときはJRが運休してしまうこともあります。(例年数回はあります)
そのため運休した場合のために、ほかの交通手段も知っておくと安心です。
もしかしたらJRより楽チンかも?
空港連絡バス
札幌市内各地から空港連絡バスが運行されています。予約の必要はありません。
運賃は大人1,000円~1,200円(乗り場によって異なる)で、JRよりも少し割安のほか、最寄りのホテル付近にバス停があれば、乗り換えなく新千歳空港まで行けます。
乗り換えや徒歩移動が面倒という人には、バスもおすすめです。もちろん、新千歳空港から札幌市内へ行くバスもあります。
空港定額タクシー
多くのタクシー会社で、空港までの定額タクシーがあります。
とにかくラクに行きたいという人には一番おすすめです。
タクシー会社によっても運賃は異なりますが、おすすめはMKタクシー。
スマホアプリがあれば簡単に呼べるので、電話がつながらないときでも安心です。
くわしい運賃や予約方法などは下記をご覧ください。
新千歳空港から札幌方面へ向かう際にも利用できます。
★MKタクシーの公式サイト↓
乗り換えが面倒な人は、宿泊先によっては乗り換えなしで行ける空港連絡バス、とにかくラクさを重視するなら空港定額タクシーが便利です。
新千歳空港で一夜を明かすくらいなら、ホテルへ泊まるのもあり
悪天候による飛行機の欠航によって新千歳空港で足止めをくらってしまうと、ひとまず空港で時間をつぶさなければなりません。
長引けば長引くほど退屈ですが、運航の目途が立たないときは、空港内で一夜を明かすことも考えられます。
もしそうなったときは、空港で寝るのも不安があるでしょうし、思い切って空港周辺のホテルに泊まれば安心です。
新千歳空港にほど近い、大浴場のある千歳市内のホテル一例
新千歳空港から近い、千歳市内のホテルの一例をご紹介します。
お子さま連れも多いかと思いますので、ゆったり入れる大浴場のあるホテルをピックアップしてみました。
くわしくは各ホテルのリンクを参照してください。
・ホテルグランテラス千歳
・ホテル ルートイン千歳駅前
・ホテル エリアワン千歳
・JRイン千歳
いずれのホテルも大浴場があるので、お子さま連れの方にもおすすめです。
★そのほかのホテルを検索したい場合は下のリンクからどうぞ(楽天トラベルのサイトへ移動します)↓
乗り換え重視ならバス、ラクさならタクシーを選ぶのもアリ
JR札幌駅・地下鉄さっぽろ駅周辺以外に宿泊先がある場合は、乗り換えが必要です。
バスとタクシーは乗り換えがない分ラクですが、高速道路が通行止めになると一般道を利用しなければならないため、通常より時間がかかります。(通常は札幌駅から60分前後)
JRが運休の場合は、復旧の目安によってはバスやタクシーが確実です。
そのときの状況に合わせて最適な交通手段を選びましょう。
旅の終わり、新千歳空港へ向かうのに悪天候で手段がない!なんてことにならないよう、ぜひ参考にしてみてください。
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