子供が初めて言葉にして教えてくれた、「感覚過敏」の症状と私の反省。




リフレッシュのつもりが、結局息子を疲れさせる結果になってしまった。

不登校になって2度目の週末。
平日の5日間ほとんど外に出ることなく過ごした息子をリフレッシュさせたい。
何か楽しい場所に連れて行こう。

そう思って、出かけました。
普段も週末に夫が帰ってくるときは、どこかにお出かけするのが息子の楽しみです。
でもなんか、いつもとは違う週末にしたかった。

朝から不機嫌。でも息子の意志を尊重して外出

息子は朝起きたときから機嫌が悪く、「眠い、寒い」と。
たくさん寝ても寝ても眠いというのは私も良くあるから、そんな日もあるよなと思いながら。

でも普段いない夫は、こうした息子の態度が続くとイライラが始まって。
そのイライラを口に出して、息子をさらに不機嫌にさせてしまいます。
私が夫に言って、息子をなだめる。

この繰り返し…。
いつもの私ならさらっと受け流せるけど、疲れているときはこたえます。

「今日は出掛けなくてもいいかな」
そう思っていると、息子が「今日はどこにいくの?」といつもの質問を。

夫は夫なりに、息子が喜びそうなところを考えてくれていたようで、お肉が大好きな息子のために、「行ったことないお店にご飯を食べに行こう」と。

そして、出かけました。

 

発達障害の息子が苦手なことを初めて言葉で教えてくれた

息子はどちらかというと、初めての場所は得意ではないと思います。
でも、自分にとって楽しい場所ならそれが楽しみでもある。

だから昨日初めて行った場所も、楽しみにしていました。
お店に入ってメニューを見て、息子の大好きなトンカツを注文。

大好物のはずなのに、しかもすごくおいしいのに、なぜだか息子はずっと浮かない顔で。
半分ほど食べて、「もう食べられない」と。

実は今までも、「おいしい!」と言う割にはあまり食べないというときがあって。
そのたびに私はただ、「口に合わなかったのかな?」と思っていました。

息子は感覚過敏の症状もあるし、苦手な食べ物も多いので、味が違うものは食べないなど、食に偏りがあります。

給食の完食を強要するのは正しいのか。偏食の原因は感覚過敏とHSCの場合もある

2017.08.25

 

すると息子が、こんなことを教えてくれました。

「なんか・・・お店が狭くて、苦しいんだ・・・」
「フードコートが一番落ち着くなぁ」

最初は意味がわからなかったけど、その言葉を聞いて色んなことが私の頭に浮かんで。

考えると、そのお店には息子が苦手とする要素がたくさんありました。
座った場所も関係しています。

・暖房が直で当たる場所
→息子は暑さ・寒さにも敏感。特に暑さはかなり体力が消耗する。

・狭い店内
閉鎖的な環境が苦手。私自身も少し圧迫感を感じるつくりだった。

・BGMや周りの音量
→座った場所がスピーカーに一番近い場所で音が大きかった。狭い店内のため厨房で料理する音も大きく感じた。

 

たぶんお店の雰囲気もあったのかもしれないけど、色んな環境が重なってしまい、感覚過敏のある息子は料理が運ばれてくるまでに疲れてしまったんだと思います。

また、朝から体調が思わしくなかったこともあるのかなと。

フードコートは多少ザワザワしているけど、その広さで気にならないのかもしれない。
解放感もあるし。
人ごみも得意ではないけど、狭くてザワザワしているよりはまだ大丈夫なのかなと、ようやく気づけたというか。

せっかく息子の大好物で、おいしい、楽しいはずの食事を辛いものにさせてしまって。
申し訳なく思いました。

 

自分の辛さや気持ちを口に出してくれるように

起きてしまったことはもう仕方ないけど、昨日のことは今後の教訓になりました。
今まで自分の気持ちを、自分から言ってくれることはほとんどなかった。

でも「学校へ行きたくない」と自分で言えたあたりから、まだ多くは語ってくれないけど、自分の意志を伝えてくれることが増えてきました。

その息子の言葉には、考えさせられる深い言葉が多くあります。
自分で忘れないために、また自戒の意味も込めて、Twitterやここに残しておきたいと思います。

もしかしたら、息子と同じような子供がいるかもしれないから。
いや、きっとたくさんいると思うから。

私は親としてもそうですが、一人の大人として、子供たちにできることを模索しています。
でもそれにはまず、社会にいる大人に伝える、理解してもらうことが不可欠だと思っています。

 





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