車いすを邪魔者扱いした人が許せない、悔しい。

 

前回の記事「苦手なYOSAKOIに行って後悔~やっぱり聴覚過敏かも」の続きになります。

グッタリと疲れている息子を連れて帰る途中で、おいしい食べ物がたくさん売られているブースがあって。
夫が「お好み焼きを食べたい」と言うので買って帰ることにしました。

 

そこで悲しい出来事がありました。

 

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ちょうど並ぼうとしたとき、息子が座りたいと言うので私だけ並んで夫と息子は別の場所で座って待つことにしました。
並び始めると、列の横に車いすの男性とそれを押す女性がいました。

 

最初からそこにいたわけではないので一部始終を見ていたわけではありません。
でも、話し声はこちらにまで聞こえてきました。
女性は「車いすも一緒に並ぶことはできませんか?」と言っていました。

 

見ると並ぶ列はコーンとバーで仕切られていて、車いすが入れるような幅ではありませんでした。
でも一緒に並ばせてもらえないか、ということを女性は言いたかったんだと思います。

 

すると近くにいた、恐らく店員ではなく実行委員だと思われる男性が、「ムリですね。」と一言。
加えて「どこか邪魔にならないところに車いすを待たせておいて、一人で並んで買ってください」と。

 

女性は「車いすから離れるのは難しいんです」と言いました。
すると実行委員らしき男性は「では申し訳ないけどムリですね」ときっぱり。

さらには、はっきりとは聞き取れなかったけど「とりあえずここにいられると通行人の邪魔になるから移動してください」というニュアンスの言葉が聞こえてきました。
とにかく「邪魔」ということを強調していました。

 

ものすごく腹が立ちました。

 

そこで「ちょっとくらいコーンずらしてあげても良いんじゃないですか?」と言おうかと思ったけど、女性は実行委員らしき男性に申し訳なさそうにしていたので、事を荒立ててはいけないと思って、ぐっとこらえて。

とっさに出たのが「代わりに買ってきましょうか?」という言葉でした。
自分が代わりに買ってくれば事なきを得る、そう思ったからです。

 

だってそんな理不尽な理由で悲しい思いをするなんて、許せなかったから。

 

簡易的な仕切りなんて、ちょっと動かせば良いだけなのに。
そのちょっとの配慮もせずに。周りに合わせてもらいます、と言わんばかりに邪魔者扱いして。
すごく、すごく腹が立った。

 

私が女性に話しかけたとき、実行委員らしき男性はそそくさといなくなりました。

 

そして女性にお金をもらい、自分の分と女性の分を買ってお店を出て、待っていた女性に渡しました。
何だかずっと申し訳なさそうにしていたのが印象的で・・・私は出来ることをしただけなのに。

何でこんなに肩身を狭くしなきゃならないのかなって、どうして悲しい思いをしなきゃならないのかなって。すごく悔しくて。
悲しくて。

 

障害者は混んでいるところに行くべきではないという人もいるでしょう。
邪魔者扱いしたあの男性も、きっと「混んでるのに来る方が悪い」と思っているんでしょう。

でも、それは差別であり排除なのではないでしょうか。
「○○だから○○しちゃいけない」なんて決めちゃいけない。
これは障害者に限ったことではありません。

 

どんな人も同じように対等に生きていける社会は、来るのでしょうか・・・。

 

もっと誰でも楽しめるお祭りになって欲しい。
YOSAKOIはやっぱり嫌いだなと思った、決定的な出来事でした。


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ABOUTこの記事をかいた人

Webライター兼ブロガー。 上京して頑張る娘と発達障害の息子を育てるアラフォー。 学校が辛い子供たちのために、通信制の小中学校を作るのが夢です。学校教育や社会の「当たり前」にモノ申す。たまに趣味のことも書いています。

2 件のコメント

  • 娘の行っている作業所は、どれぞれに合った配慮の、必要な方ばかりです。
    「配慮」が、判りやすい人から、見た目では全く解らない方まで。
    それでも、近くの方々、商店街の方々は、「配慮」を忘れないでいて下さっています。

    車椅子の方は、回りの方々の協力で、生活なさっているように、感じています。

    イベントの準備に、そちらへの配慮が全く無い事に、腹が立ちます。
    「皆さんおいで下さい」に、最初から「排除」は、あり得ません。

    どんな方でも「排除」されない、世の中にしたいものです。

    • けんちゃん、コメント下さりありがとうございます。
      私も排除というものはあり得ないと思います。
      どんな人も平等に楽しむイベントであるはずなのに、実際はそうではないこと・・・とても残念に思います。
      もちろん、きちんとしたイベントもたくさんあるのだと思いますが、このようなことはどこでも起こっているのではないでしょうか。
      同じ人間であるのになぜ対等に出来ないのか。悲しくもあり悔しくもありました。

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