頑張りすぎた学習発表会

先週末、息子の学習発表会がありました。
息子にとっても私にとっても、1年で最大の難関行事かもしれません・・・。

人前に出ることが苦手。
人前で何かをすることが苦手。
厳かな雰囲気が苦手・・・。

すべて私にも当てはまることなので、息子の辛さは痛いほどよくわかります。
どれだけ毎日気力と体力をたくさん使いながら、練習に参加していたことか。
息子は辛くても口には出さず、逆に大丈夫な素振りを見せるので、
ここ最近はすごく辛かったんだろうなぁと、胸が締め付けられる思いで当日を迎えました。
どうにか、どうにか崩れることなく無事に終われば。
そう思いながら。

私的には、発表会というものがトラウマでもあります。
去年いた学校では、発表会はクラスごとだったのと、支援学級だから同じような子がいたことで、
多少崩れても動揺することはありませんでした。
トラウマになっているのは幼稚園の年長の時の発表会。
練習ではできていたことが、本番でできなくなってしまって。
というのも、本番当日で息子は辛さの限界にきてしまったため、
感情を抑えることも多動を抑えることもできなくなって・・・。
おかしな行動、泣き叫びながらの演技に歌と。
あんなに崩れた息子は初めてだったので、私も動揺してしまって。
そこで初めて、辛いと言えない子、感情のコントロールができない子だと、
恥ずかしながらわかったのです。
息子のことを理解しているようで理解できていなかった、自信がなくなった。

それからというもの、大きな行事がとても苦痛で。
私がそう思っているということは、息子なんてその何倍も苦痛で。
でも、弱音をはかない息子は今年も頑張っていました。
弱音をはかないときこそ注意しよう。
何度も心に言い聞かせて。

本番の日、息子はとっても落ち着いていました。
学校の前で写真撮って!なんて言ってくるから撮ってあげました。
きっと落ち着いていたように見えて、心の中は辛さがあふれ出しそうだったのだろう、と。
あとから写した写真を見て、思いました。
顔が引きつってました・・・。

ドキドキしながら本番を迎えました。
息子のセリフは2つ。
どうにか終わればいい。
そう思っていたのですが、誰よりも声が大きくて、ビックリするくらいに上手で。
時々発狂しそうになっているのがわかったけど、本当にビックリするくらいに。

本番が終わってすぐに、息子を迎えに行きました。
しばらくやり遂げた、頑張ったという放心状態だった息子でしたが、
私を見て安心したのか、いつもの笑顔が戻ってきました。
大成功で終えることができました。

辛い思いをさせるくらいなら、発表会なんて出なくていい。
そう思いながら本番まできました。
どこまで我慢させなければならないのか、どこまで頑張らせなくてはならないのか。
すごく難しいことではあるけれど、一大イベントを無事に終えられてホッとしています。
ただ、頑張りすぎた反動が必ずあるのはわかっていて。

発表会が終わって数日後、反動がやってきました。
ふとしたときに、泣き出す息子。
辛かったことを思い出してしまうのです。
発表会辛かったの?と聞いても何も答えてはくれませんが、○か×かと聞くと、
○とジェスチャーで教えてくれました。
しばらくはこの反動が続くと思うので、なるべく楽しいことをして、
のんびりと過ごしていきたいと思います。

こういうことがあるたびにどうすることが息子にとって一番で、正解なのかわからなくなります。
成功体験を積み重ねることは大切なのかもしれません。
でも、私は出来れば辛い思いはさせたくないな。
発表会はスモールステップじゃなくて、ビッグステップだもの。

とにかく頑張りすぎました、息子。
しばらくのんびり過ごそうね。

 

ABOUTこの記事をかいた人

Webライター兼ブロガー。 上京して頑張る娘と発達障害の息子を育てるアラフォー。 学校が辛い子供たちのために、通信制の小中学校を作るのが夢です。学校教育や社会の「当たり前」にモノ申す。たまに趣味のことも書いています。

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