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北海道胆振東部地震のキロク④世の中が成り立っているのはみんな頑張ってるから

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北海道胆振東部地震のキロク①地震の発生から避難まで
北海道胆振東部地震を経験した筆者の書く、発生から数日間の記録です。こちらは第1回。

 

北海道で大きな地震が起きてから2週間がたつ。

不安はまだあるものの、いつもの日常と変わらない日々に、ほぼ戻った。

個人的にはようやく少し眠れるようになったかな・・・どうしても夜暗くするのが怖い。

たまに聞こえる物音も、地震がきたかと思ってしまう。

だからイヤホンで音楽を聴きながら寝ている。息子よりもダメージは大きいのかもしれないな。

こんなに繊細だったのかと自分でも驚いているけど・・・。

 

週末に夫が帰ってきて、つかの間だったけど安心して眠れた。

身にしみてわかったのは、”自分以外の大人がいる安心はものすごく大きい”ということ。

子供と2人でいる日常に戻ったとたんにまた不安が押し寄せて、改めて思った。

頼れる人が同じ空間にいることは、本当に安心できる。

もし今回の地震で頼れる身内が近くにいなかったら、私はどうしていたのだろう。そう思うと、身内が近くにいて良かったなぁと思う。

夫は仕事の内容上、災害があれば真っ先に仕事へ向かう。家族がいたとしても、家族を置いて出勤しなければならない。

ましてや単身赴任だからなおさらすぐに帰ることはできない。

夫と結婚した以上、それは飲み込まなきゃならない条件のようなものだったし、ずっと大事なときはいなかったし、仕方ないと思ってた。

でも自分が被災して初めて、仕方ないと思えなかった。

夫だって飛んで帰りたいのはわかってるけど、どうしても仕方ないと思えなかった。

こういう不安なときこそ、家族一緒にいて安心したかった。

 

~~~~~~~~~~~~~~~

災害があるたびに、「こんな日にも会社に行くなんてバカじゃない?」とか「こんな日にも出勤させる企業はブラックだ」とか・・・よくSNSで見かけるけど。

どんなに行きたくなくても、どんなに休んで家にいたいと思っても、行かなきゃならない、その人たちが行かなきゃ成り立たない仕事ってたくさんあると思う。

 

地震が起きてすぐ、停電になった。

そのとき真っ先に仕事に行かなきゃならないのは、電力会社の人や警察や自衛隊とかがパッと思いつくけど、もっと細かいところで、色んな人があの暗い中仕事に出向いてる。

 

停電の中営業していたコンビニやスーパーで働く店員さんだって、家族と連絡取ったりしたかっただろうに、お客さんのために働いてた。

働いてくれる店員さんがいなかったら、私たちは食料を買うことはできなかった。

ガソリンスタンドだって、ホームセンターだって・・・。

 

公共の場所が避難所になれば、そこで働いてる人たちが対応する。

学校の先生も、地震があってすぐ出勤したんだって。

学校や児童の被害状況の確認もあるけど、学校が避難所として開設されたら交代で対応しなきゃなら

ない。避難してきた人のために。

私は知らなかった。というか、気に留めたこともなかった。

 

あの停電の中すぐに職場へ出勤しなきゃならない人がたくさんいて。

家の状況、家族の状況を確認するより先に、仕事に出向かなきゃならない人が。

そういう仕事をしている人が出勤してくれなかったら、困るのは誰なんだろう?

そう考えると、稼ぐ金額で優劣判断する人とか、会社勤めの人を叩くフリーランスとか・・・自分の

職業を棚に上げて特定の職業をバカにしたり、煽る人たちは何をもって言ってるんだろうな。

 

この仕事をしているから偉い、すごいとかじゃなくて、世の中は色んな仕事で色んな人が働いているからこそ成り立っているんだよね。

色んな仕事が今後なくなっていくと言われているけど、最後に必要なのはやっぱり”人”…生身の人間なんじゃないかなって今回すごく思った。

私はまだまだ世の中のことを知らない。知らなさすぎる。

 

隣近所とのつきあいとか町内会とかのコミュニティも、たしかに面倒なものもある。でも災害が多い日本では、必要なものなんだろうと最近思う。

家族や身内に頼れない人だってたくさんいて、家族がいるのに災害時は頼れない人だってたくさんいて。

そういう人たちに限らず、災害時に助け合おうという気持ちは本当に大事だと思う。

 

「困ったときはお互いさま」という気持ちでいたいな。

(この記事はnoteに書いたものを再掲しています)

 

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北海道胆振東部地震を経験した筆者の書く、発生から数日間の記録です。こちらは第1回。

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