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北海道胆振東部地震のキロク③突然日常に戻っていく不思議な感覚

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北海道胆振東部地震のキロク①地震の発生から避難まで
北海道胆振東部地震を経験した筆者の書く、発生から数日間の記録です。こちらは第1回。

 

姉の家に避難して3日目。

スーパーに行くと行列もなく店内に入れた。

肉や魚はほんの少しだけど売っていた。乳製品やパン類はなく、冷凍食品もなかった。

ただ、アイスが売っていた。一種類、少しだけ。

あまりに嬉しくて思わず買った。

帰ってすぐに食べた。いつも食べているはずなのに、格別においしかった。

この日は週末ともあって、心なしかみんなのんびりしていた。

夜はみんなでウノをした。

息子は寝つきが悪いものの、眠れているよう。




急激に日常に戻っていく

4日目。

余震があるのと食料不足なこと以外、私の周辺はほぼ通常に戻りつつあった。

週明けから学校を再開する連絡があり、子供たちはがっかりしていた。

のんびりと過ごした。

 

夜、少し大きめの余震でまたみんな不安になった。

結局ほとんど眠れなかった。

5日目。

子供たちは学校へ…ただ、週明け2日間は午前授業。

息子だけは行かなかった。

少しずつ日常へ戻っていく。

災害時に備えが必要だと思ったもの

今回の地震で、被害こそ小さかったものの、不安になって食料を買い占めてしまう人の気持ちがよくわかった。

私も多少の備えこそあったものの、カップ麺を備えていなかったりとまったく万全じゃなかった。食料以外に関しては皆無だった。

まず、停電することを想定して備えていたようで、まったくできていなかった。

 

私なりに災害時、最低限必要なものをまとめておこうかな。

 

《食料》
・水・カップ麺、缶詰・常温保存できる紙パックの飲み物・お菓子類

食料は停電したときのことを考えて、とにかく常温保存できて、比較的長期日持ちするものが必須。

水は備えていたから少し安心だったけど、普段飲むようなジュースなどは一度開封すると日持ちしないぶん、少しずつ飲むことができない。

紙パックなら少量を飲みきれるから衛生的。野菜ジュースの紙パックなら、偏ってしまう避難時の栄養面も少しカバーできるかな?

お菓子類は子供のいる家庭なら特に、少しでも不安を和らげる効果があると今回思った。

駄菓子とか、ね。

 

《もの》

・懐中電灯
・モバイルバッテリー・電池
・カセットコンロ、ボンベ
・ティッシュ、トイレットペーパー
・除菌シート、汗ふきシート
・サランラップ、ビニール袋

懐中電灯は備えてはいたけど、手回し式のものしかなく、避難の準備をするにはパッとつく電池式か充電式のものが必要だと思った。

手回し式のものは確かに電池も電源もいらず便利だから、手回し式・電池式・充電式のどれか2つあるといいかも。

モバイルバッテリーはおもにスマホの充電。

緊急時はすごく必要だなと思った。

車があればUSBケーブルとシガーソケット用の電源タップ?があれば、ある程度は子供のゲームも充電できる。

アナログゲームもあればいいけど、こういう時代なので、子供はスマホやゲームができることで不安をかなり和らげられる。

ティッシュや除菌シートなどの紙類は、停電が長引いたときや断水のときかなり必要になる。

ラップは断水のとき、お皿に巻いて使えば汚れないし洗う水も節約できるって何かで見た。

ビニール袋はごみ袋はもちろん、究極に緊急時はトイレにできる。

今回の地震で、今後備えたいと一番思ったのはカセットコンロ。

ガスコンロの家庭でも都市ガスはすぐ安全だとわかったけど、プロパンはわからなくて…怖くて使えなかった。

オール電化の家なら停電なら食事も作れない。

カセットコンロは北海道ではわりと持っている家庭は多いけど、我が家は2人暮らしだし、使う頻度が低いから持っていなかった。

1台あればお湯もわかせるし、だいたいの料理はできる。

ちょっとした暖をとれるかなとも思った。

北海道ならではの光景も

地震で大変なときなのにジンギスカンしてる家庭があった…とかTwitterで話題になっていたけど、ジンギスカンは北海道民は本当によくやるの。

味つきジンギスカンは冷凍商品で長期保存できるから、常備している家庭も多い。

停電で解凍されていく冷凍食品をムダにしないためにも、ジンギスカンをやった家庭は多かったんじゃないかなぁ。

地域性だなと思うけど、結果的にみんなでジンギスカンして、食卓を囲んで明るく過ごすことができた。

 

今回の地震、もし真冬だったら…もっと犠牲者は増えていたな、確実に。

北海道の家庭の暖房は、おおよそ灯油だけじゃなくて電源がないとつかないから。

電池と灯油があればつけられるポータブルストーブがまたこれを機に売れるはず。カセットボンベ式のストーブも。

今、道民はできる限り節電してる。

電気がつかなくなったらどんなに不便か、身にしみてわかった。

この先しばらくは電力も綱渡りだろうし、風評被害も大きくなる。

北海道はこれからが大変なのかもしれないな。

当たり前だったことをすごく考えるきっかけになった。

色んなところで働いている人がいるから、色んなものが成り立ってるんだって。

 

できること、やるべきことはやっていこう。

まだまだ余震もあるし、夜になると不安だけど…日常に戻りつつある一日一日を大切に。

 

地震6日目。
2018.9.11

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