「学校を休む」ことの罪悪感。不登校の子供は大人が思う以上に感じている。




子供が完全に学校へ行けなくなってから、20日ほどがたちました。

不登校になるまでの出来事を振り返ってみて、すごく辛いのにすごく頑張らせていたことに、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

振り返っても過ぎてしまったことはもう巻き戻すこともできない。
それはわかっているけど、どうしても考えてしまいます。

 

子供が辛い思いをしているのに、「学校へ行かなくていい」と言えなかった

私は優しい母親のようで、とんでもない毒親だったんです。

子供に我慢させていること自体が、虐待だったのかもしれない。
気づいたからこそ言えることですが、本当は学校に行きたくないのにムリしている子供は、実はものすごく多いんじゃないかとさえ、今は思います。

私にできることは、こうして経験したことや思ったことを書いたりつぶやいたりすることしかできません。
でも知ってもらうことで、子供の不登校や教育問題に関心を持ってくれる人が一人でも増えればいいなと思っています。


先週は、校外学習があったけど行けませんでした。


そこで校外学習ならぬお出かけという名の家庭外学習をしようと、前日から「どうするー?どこいくー?」と2人で考えました。

あいにく我が家の住む場所は、すっかり雪景色。
夏であればちょっと遠出も考えたけど、寒さと天候が・・・。
というわけで、「ごく近場で楽しんで来よう」という結論になりました。

しかも「せっかくだから行ったことのないところに行きたい!」というのが息子の希望だったので、短時間ツアーになりました。
「降りたことのない駅に降りてみるツアー」をしてみることに。


息子はとっても疲れやすい体質です。
でも楽しいことに限られますが「行ったことのない場所に行く」というのがとても好きです。
不安よりもワクワク感の方が上回るからでしょうか。

電車に乗ることも久しぶりだったので、余計にワクワクしたようです。

乗り換えや乗っている時間など、道のりは結構長かったですが、目新しいものを見つけてはとてもうれしそうに話してくれました。

到着した目的地は特に変わった場所でもなく、お昼ご飯を食べ、早々に場所を移動しました。

何にも楽しいものはなかったかもしれないけど、行ってみたい場所に行けたということに対してはとても嬉しそうで、久しぶりに2人で笑っていた気がします。

帰りはおもちゃ屋や本屋に寄り、本を1冊買い、ひとしきり色々眺めて帰ってきました。

ちょっとしたお出かけではありましたが、息子にとってはいいリフレッシュになったかな?と思っています。

 

「学校を休む罪悪感」を感じるのは子供も同じ

子供が不登校になるとどうしても、ほかの子供たちが学校で過ごしている時間に外出することに、どこか罪悪感を感じてしまいます。
親である私がそう思っているので、子供はきっとそれ以上に罪悪感を感じていることでしょう。

親としては、周りの目も気になるのではないでしょうか。
「学校をずる休みして遊び歩いてる」
「どうしてこの子は学校へ行っていないの?」
などと思われていないかな?と。

学校に行っている時間に、スーパーやショッピングモールなどで小学生くらいの子供を連れたお母さんを見たとき、「なんで学校の時間なのにここにいるんだろう?」と思ったこと、ありませんか?
そしてその光景を、冷たい目で見たことはありませんか?
私はあります。

今となってはそれが偏見だということがわかりますが、当事者にならなければわからないことなのかもしれません。
それぞれ理由があって、悩みがあって、考えがある。

「他人の行動や言動を気にしすぎている」という部分は、多かれ少なかれあるのではないでしょうか。
他人が何をしようが自分には関係ないのに、どこか必要以上に他人の行動を批判的に見ている。
これは私自身に対しても言えることです。

人は人、自分は自分という意識を持つのは難しいのかもしれないけど、他人の言動や行動を気にしない、スルーするスキルを持ち合わせていた方が、楽に生きていけるはずなのに。

頭の中が「学校」に洗脳されていたのは、子供ではなく私だったのかもしれない。

2017.12.01

親が罪悪感を感じないことで、子供は安心する

実はこの日の帰り道、ちょうど学校の下校時刻とかぶってしまって。
意識的に時間をずらそうと考えたのですが、「もういいや」と思って。

でもいざランドセルを背負った子供たちを見ると、無意識に歩く速度が速くなっていて、「誰かに会うと困るから」と息子を急かしてしまいました。

猛吹雪のなか小走りで帰り、家にたどり着いてやっと我に返り。
世間体を気にしている自分が心底イヤになりました。

ただでさえ罪悪感を感じている息子に対して、余計に罪悪感を感じさせてしまう結果になってしまったから。

親が他人の目を気にしすぎてしまうこと自体が、子供が罪悪感を感じる原因にもなる。
今回気が付いたことです。
「気にしない」ということは難しいことかもしれない。でも、不登校の子供は色々な部分で深い傷を負っています。

だから親の理解が大切なのに、その親がまわりを気にしていれば子供の罪悪感は増すばかりで。
ネガティブなことばかり考えていれば、親子でどんどんネガティブになってしまいます。

周りを気にせず過ごすこと、罪悪感なんて感じないくらい楽しく過ごすことが、今の私と息子の課題です。
大丈夫、きっと今を思い出として笑い飛ばせる日がくるはず。
そう思える日が、きっと。

不登校になってからの子供の1日。ホームスクーリングを始める。

2017.12.12



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